建物や室内の設備の条件が良い物件は管理費もチェック

賃貸物件の費用は、立地や築年数、日当たり、設備など色々なものが複雑に関わっています。そのため、少しでも費用を節約する上で、契約前に管理会社や不動産会社と相談して、費用の内訳や毎月の出費について確かめておくことが重要です。一般的に、建物や室内の設備が優れている物件については、月単位や年単位で行われる設備のメンテナンスに多額の費用が生じることから、毎月の管理費が高めに請求される傾向が見られます。特に、築年数が新しく、駅チカなど立地に恵まれた物件は管理費が月数万円になることもあるため、早めに住居費のシミュレーションをしておきましょう。その他、管理費の計算方法については賃貸物件に住んだことがない人にとって理解しにくいところもあり、分からない点は契約前に担当者に質問しましょう。

賃貸借契約の更新時にかかる手数料にも注意しよう

マンションやアパートの賃貸借契約の更新時にかかる手数料の有無や金額は、それぞれの管理会社や不動産会社の方針や、物件の価値などに大きく左右されます。お気に入りの物件に長く住み続けたい人は、数ある会社の中でも契約更新時の費用の負担が少ないところや、一回で数年の契約を結べるところを探すのがおすすめです。大手の会社の中には、新たに入居を決めた人に限り契約更新時の手数料を無料にしたり、過去の契約更新の回数によって手数料の値引きをしたりしているところもあります。なお、契約更新の際の費用を節約したい人は、立地だけでなく、築年数や設備、間取り、周辺環境といった様々な条件を妥協して物件選びをするのも良いでしょう。