賃貸物件の初期費用とは

賃貸物件の費用を抑えるためには、初期費用の確認が欠かせません。賃貸物件を借りる際、最も高額になりやすいのは初期費用だからです。初期費用は物件の契約時に支払う費用のことで、さまざまな種類の費用で構成されています。例えば物件の修繕費用として預ける敷金、大家さんへのお礼である礼金、間に入る不動産業者に払う仲介手数料、保証会社に払う保証金などが代表的です。また、物件によっては、カギを新しくするための費用、入居中のサポートサービスの費用などがかかる場合も。その他、前家賃として家賃の何か月か分をあらかじめ初期費用と一緒に払うことも一般的です。初期費用と一口に言っても、その内容はさまざまなので、1つ1つ確認することが大切です。

初期費用の内訳や金額を確認する

初期費用の内訳は物件によって異なります。例えば敷金・礼金どちらもかかる物件もあれば、どちらかあるいは両方ともゼロという物件もあります。また、敷金・礼金は家賃数ヶ月分の金額で設定されている場合が多いですが、具体的に何ヶ月分かも物件によりけりです。それぞれ家賃1ヶ月分のところもあれば、2ヶ月分ずつ払わなければいけないところもあります。賃貸物件の費用を抑えるためには、こうした初期費用の内訳や金額を調べ、初期費用としてどのくらいの金額がかかるか見込むことが重要です。ただし、初期費用が安い物件はあまり好条件でなく人気が低いなど理由があることも。費用面だけでなく、物件の住みやすさなども考慮した上で、自分にとって最もコスパの良い物件を選びましょう。